こんにちは。
今日はヤマハ発動機(7272)について配当目的の長期保有株として買い時かどうかを検討していきます。
目次
楽器のヤマハ発祥。2輪で世界大手。稼ぎ頭はマリン、産業ロボットも強化。トヨタと提携。売上高構成比は国内10.2、海外89.8。
- 現在の株価:1121円
- PER:5.17倍(予想4.53倍)
【チャート】
ピンク色の日経平均に伴って推移しています。
コロナウイルスの影響でここ最近は下げています。
ガタガタしていますが、大きくみれば上昇傾向ではないでしょうか。
2018年と比較して2019年は売上高・当期利益ともに減少しています。
要因:アジア地域での2輪車販売の利益が伸びなかった、為替の影響を受けた。
ちなみに、二輪車大国インドでは排ガス規制が強化され、今後は自動車のみならずバイクの電力化にも力を入れていくようです。
- 自己資本比率:46.01%
- 有利子負債自己資本比率:51.75%
- 配当金:90円(配当利回り:8.03%)
- 一株益:216.8円
財務は健全。配当にもまだ余裕があります。
保有株式数・保有期間によりポイントを進呈。
ポイント数に応じて、優待品の中からお好きなものを選ぶことができる。
新興国で二輪車の売り上げを伸ばしていたが、インドをはじめアジア諸国での売り上げが鈍っています。
マリン事業が売り上げを伸ばしていますが、為替の影響で利益は伸びていません。
これらを考えると、株価が戻るのには少し時間がかかりそうですね。
財務が安定しているので、減配の心配はしばらくなさそうですが、
配当利回りが良いからと、すぐに飛びつかないほうが賢明かもしれません。