ジャパンマテリアル(6055)を分析してみた

今回はジャパンマテリアル(6055)を分析し、キャピタルゲイン目的での、買い時がいつなのかを検討していきます!

半導体関連の銘柄なのでグロース株としてキャピタルゲインを狙っていけるのではないでしょうか?詳しく分析していきたいと思います。

グロース株とは・・・

「成長株」とも呼ばれ、その企業の経営戦略や事業展開、事業内容の成長性から今後も成長していくことが期待される銘柄の株を指します。

買い時か

結論:次の下落のタイミングを狙ってみたい!

2018年から1000円ー1900円程度でボックス相場のような状況になっています。直近も1000円付近から1700円まで戻しているため、今後も業績が悪化しない限りこのボックス相場である程度推移すると考えます。

現在の株価 : 1764円

PER(予想) :24.7 倍

2020.05.21現在

PERは15以下なら割安と言われてるので、現在はやや割高ですね。

現在の株価

【1年チャート】

直近は1000円-1900円のボックス相場を形成していることがわかります。新型ウイルスショックで3月に1000円付近まで下げていますが直近の株価はV字で戻ってきていることが分かります。

【10年チャート】

最近ではボックス相場ですが、10年チャートで見ると順調に成長してきていることが分かります。

事業内容

①エレクトロニクス関連事業

半導体及び液晶関連工場の製造において、不可欠な特殊ガスを主軸に超純水、薬品等の供給に関連するインフラ事業を行っております。特殊ガス関連事業では、特殊ガスの販売から、供給配管設計施工、供給装置の製造及びメンテナンス、供給管理業務に至る一貫した機能を「TGM(トータルガスマネジメント)」として提供しています。

②グラフィックソリューション事業

パソコン、映像関連のデバイスなどを輸入販売しています。

③太陽光発電事業

三重県内で3か所の太陽光発電所(出力合計約3.9メガワット)が稼働しております。

エレクトロニクス関連事業が売り上げの柱になっています。直近では、売り上げが少し減少していたのが気になるますが大きくは減少していない様子です。

業績

23.24%と高い売り上げ営業利益率!

売上高、営業益、売上営業利益率、一株益は伸びてきています。


【ROEとROA】

ROE:21.40%

ROA:16.70%

ROE(自己資本利益率)は12%以上で優良、20%を超えると超優良と言われています。

ROA(総資産利益率)は、5%を超えていれば優良企業だと言われています。

※業種により基準が変わってくるようです。同業種で比較検討されるのをお勧めします。

安定性

自己資本比率 78%

有利子負債依存度 4.71%

自己資本比率は、40%を越えると倒産しないと一般的には言われています。

有利子負債依存度(有利子負債÷総資産×100)は問題無しです。

(50%を超えると危険ゾーンと言われています。)

配当

配当利回り:0.79%(株価円時点)

優待の有無:有り

権利確定日:9月末 クオカード

100株以上で、1000円相当。

1000株以上で、3000円相当。

5000株以上で、5000円相当。

おまけ程度に考えるのがいいと思います。

まとめ

今回は、グロース株で半導体関連の事業を行っているジャパンマテリアル(6055)をみていきました。

今後も、自分を含めあまり普段目にしない銘柄を分析していきたいと考えています。業績はいいけどあまり聞いたことのない会社が多く存在していると思います。そう言った銘柄をいつ知るのか、知るきっかけになること。自分で確かめるタイミングになれば幸いです。