LINE証券300銘柄分析⑩

181〜200番目の銘柄になります。

気になった銘柄は、6754 アンリツ、6758 ソニー、6861 キーエンス、6965 浜松ホトニクス、この4つです。

それぞれ簡単にですが、みていきましょう。

6754 アンリツ

携帯・基地局向けなど計測機器大手。海外でも高シェア、産業機械も。5G拡大。とのことです。ここ1年2年話題の5G銘柄ですね。

https://kabutan.jp/stock/chart?code=6754

チャートは綺麗な右肩上がりですね。コロナショック後も7月3日に高値をつけていますね。

https://kabutan.jp/stock/chart?code=6754

7月30日に発表された決算では、売上高+10.6%、EPS+98.4%とかなりいい業績を出していますね。

5G関連で本業の業績が伸びているようですね。私個人的な意見としては、買い目線でいいと思います。

6758 ソニー

AV機器世界大手。映画、ゲーム、音楽、金融を展開。デバイス事業も注力。

誰もが知る「プレイステーション」が有名ですね。巣ごもり銘柄としても株価が上がってきているようですね。もうすぐ「プレイステーション5」の発売も控えているので期待できそうです。

https://kabutan.jp/stock/chart?code=6758

綺麗な右肩上がりですね。8月7日に高値の8,838円をつけていますね。

https://kabutan.jp/stock/chart?code=6758

2020年8月4日決算で、EPSが+56.9%としっかり上げてきていますね。ゲーム分野や金融分野が好調だったようです。取得期間2020年8月4日から2021年3月31日までに自社株買いを上限2000万株または1000億円すると発表しています。

この銘柄もプレイステーション5の発売などもあり、短期的には上昇傾向が続くと考えます。

6861 キーエンス

計測制御機器大手。FA用センサーが主力。生産の大半を外注。直販体制に強み。

FAとは何か。「Factory Automation」の略で、生産工程の自動化を図るシステムの総称です。

その中で最も重要なものが、人の目にあたるセンサーであり、キーエンスはそれの研究、開発、設計、製造をしているようです。

今後の労働人口の減少や効率化のためにも、必要な事業だと考えます。

キーエンスの年収は、平均1839万円と言われています。(平均年齢35.6 歳)これは、2020年の年収が高い企業ランキング2位です。

ちなみに1位は「イーギャランティ」で平均2413万円(平均年齢32.5歳)です。

年収が高い企業は、従業員に利益を還元し、従業員を大切にしていると捉えることもできます。そして利益をしっかり出していないと給料を高く出す事はできませんよね?キーエンスはしっかり利益を出しているかどうかもここからわかります。

https://kabutan.jp/stock/chart?code=6861

チャートは綺麗な右肩上がりですね。乖離率も少し高目で少し過熱感もあります。

https://kabutan.jp/stock/news?code=6861&b=n202008030505

営業利益前年同期比で−21.9%減益となり、580億円程度の市場予想から517億円と営業利益は予想を下回ったようです。ロックダウンの影響で中国を除いた主要各地域で売上高が減少したようです。営業利益率も47%と低下したようです。

コロナによって、他の企業の業績が悪くなり、設備投資は弱い動きになったようです。しかし、今後世界的にウイルスが落ち着いてくれば設備投資を行う必要がある企業がまた出てくるため、長期目線では、FAセンサーの需要は高いと考えます。短期的な目線では厳しい数字になっていますね。

減益したとはいっても、営業利益率が47%とかなり高い値になっている点がすごいですね。こういった銘柄はLINE証券を活用して一株づつ購入していきたいですね。

6965 浜松ホトニクス

光検出器関連技術で最先端。光半導体素子、光電子倍増菅など世界高シェア。

目に見える光、目に見えない光など様々な光関係の製品やシステムを取り扱っている会社のようです。

https://www.hamamatsu.com/jp/ja/our-company/at-a-glance/index.html

海外売り上げ比率:71.5%(アジア22.6%,欧州23.6%,米国25.3%)と世界中で使用されている製品を取り扱っていますね。

代表製品である高感度光センサ「光電子倍増管」はシェア約90%と世界的シェアを誇ります。

https://kabutan.jp/stock/finance?code=6965

5年チャートを週足でみると右肩上がりなのがわかります。コロナショックのあとも株価をしっかり戻してきているのがわかりますね。高値の2018年7月20日の5,070円を超えてこれるかが注目ですね。

https://kabutan.jp/stock/finance?code=6965

20年9月期第3四半期累計(19年10月-20年6月)の連結経常利益は前年同期比16.6%減の166億円に減りました。
 併せて、通期の同利益を従来予想の249億円→212億円(前期は262億円)に14.9%下方修正し、減益率が5.2%減→19.3%減に拡大する見通しとなりました。

決算短信から、不調の要因は、計測分野(油田探査装置)、バイオ分野(レーザー顕微鏡)、産業分野(シリコンウェハを高速・高品質CUTするステルスダイシングエンジン)の売り上げが減少したことによるようです。

コロナウイルスによる影響を売り上げ面で大きく受けた印象があります。この企業の業務内容的に長期的には安定した利益を出していけると私は感じました。

まとめ

直近に、多くの銘柄が決算発表されて業績がいいのに出尽くしなどで株価を大きく下げる銘柄があったように思います。またコロナウイルスの影響が実際に数字として出てきていますね。中長期投資では企業の力を見極めていきたいですね。

みなさんの投資ライフの一助となれば幸いです。