折り返しの150銘柄を終えて、161番から180番の銘柄ですね!
この中で気になった銘柄は、6645 オムロン、6701 NEC、6702 富士通ですね。
次点で6383 ダイフクです。
目次
6645 オムロン
制御機器事業の大手ですね。感知・制御技術が得意みたいです。そのた非接触体温計や女性用体温計などヘルスケア事業も展開しています。
オムロンは、子会社129社(国内27社、海外102社)、関連会社19社(国内7社、海外12社)により構成されています。(2020年3月31日現在のところ)
最近では、2019年10月に車載電装部品を手がける、「オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社」の全株式を日本電産株式会社に譲渡しています。
右肩上がりのチャートになっていますね。2018年1月に7,670円の高値をつけています。これを超えてこれるかに着目していきたいですね。3月のショック前の株価からは回復し上がっているのが分かりますね。
業績を見ていきましょう。
売上高が下がっていますね。しかし、ESPは365.31と伸びていますね。
業績に関しては、本業での利益が少し出にくくなっている状況が伺えます。
”期中に拡大した米中貿易摩擦やコロナショックなどに起因する事業環境悪化の影響を受けたとはいえ、売上高が前 年を下回ったことは、自走的成長構造の確立が道半ばであることを表しています。例えば事業別では、電子部品事業 は事業環境の影響を受け、大きく売上と利益が減少しており、構造改革の継続が必要です。また、全社ではデジタラ イゼーションを見据えたITインフラ投資を継続し、将来を見据えた強固な事業基盤の構築を進めています。”
引用:https://www.omron.co.jp/ir/irlib/pdfs/yuho/20200624_83.pdf
今は成長段階であるとオムロンは有価証券報告書で言っていますね。オムロンの事業の中で、ファクトリーオートメーションや5G関連、ヘルスケア関連で遠隔医療サービスが発展すれば業績が伸びていくと考えることができます。
今後も注目していきたい銘柄の一つですね。
6701 NEC
3月のショック後の回復が綺麗ですね。テレワークや遠隔学習など通信設備・ITサービスの業績が良かった影響が考えられますね。
通信設備で国内首位。ITサービス拡大。顔認証技術の販売を促進しているようです。
3ヶ月決算では、前年同期比率で修正一株益が56.5%増となっていますね。
2020年度(2021年3月期)第1四半期決算は、7月31日(金)15:00発表予定となっています。前年比より成長しているかどうか、もう直ぐですので注目していきたいですね。
パブリック事業が31%と大きな割合を占めています。続いて、エンタープライズ事業、ネットワークサービス事業、システムプラットフォーム事業、グローバル事業がどれも15%程度と同じ割合で占めていますね。
パブリック事業とは、「社会公共領域」「社会基盤領域」の2つからなっているようです。
「社会公共領域」AIやIoTなどのICTを活用し、医療と人々を支えるシステムの構築を推進していくようです。
「社会基盤領域」衛星運用、空飛ぶクルマなど航空・宇宙分野の管制へ挑戦していくようです。
経産相・国土交通省設立の「空の移動改革に向けた官民協議会」に参画したそうです。
空飛ぶクルマは、今ではまだ遠い未来の話のようですが、将来自動運転で空飛ぶクルマに乗ってみたいものですね。
主となるパブリック事業の成長に着目していきたいですね。
6702 富士通
高値を更新している綺麗なチャートですね。この10年間で大きく3回の安値をつけてますが、どれも前の安値より高い値になっていますね。高値もきっちり更新してきています。上昇トレンドになっていると考えられますね。直近ではテレワーク関連といったこともあり、大きく上昇していますね。
サーバー、ITシステムの国内首位。公共、金融流通向けに強み。超高速コンピューター。と言った事業をしているみたいです。
2020年度第1四半期連結決算は2020年7月30日に予定されているようです。
最近話題のテレワーク化にも積極的に取り組んでいる会社であり、新型ウイルス終息後もテレワークを継続してしていくと発表されています。オフィスの削減などにも繋がりいい側面もあるのではないでしょうか。
セグメントを見てみるとテクノロジーソリューションが売り上げの大半を占めているようです。
テクノロジーソリューションとは、主に法人向けにシステムプラットフォームおよびサービスを機軸としてITを活用したビジネス最適化をグルーバルに提供している事業のようです。
3ヶ月決算では、前年同期比でESP14.2%増となっていますね。営業益も41.3%増と大きく伸ばしています。本業での利益をしっかり出しているようですね。
上昇トレンドのうちは利益を出すことができるのではないでしょうか。事業内容が旬な内容なので今年はしっかり利益を出してくれると期待しています。
まとめ
IT関連は直近でもいい業績を出している企業が多いと感じます。テレワークなど世の中の情勢に敏感な企業が今後成長していけるのではないでしょうか?一つ一つの企業の事業内容に着目して投資するかを検討していくのがいいと感じました。