すかいらーく(3197)を分析してみた

こんにちは。

本日はすかいらーく(3197)について、

配当目的の長期保有として、買い時かどうかを検討していきます!

買い時か

結論:優待目的の場合は、他の銘柄を検討する方がいいかも・・・。どうしても購入する場合は、業績の推移にかなり注意が必要。

●株主優待改悪により、優待利回りが2.7%とお得感が減った(株価1477円で100株保有の場合で計算)。
●赤字決済で、業績が不安定。

現在の株価

●現在の株価:1477円(2020.10.18現在)
●PER:赤字のため計算不可

【1年チャート】
【10年チャート】

新型コロナウイルスの影響を受けて2020年年始から株価は下落傾向です。
また2020年9月の株主優待改悪直後に−9%大暴落しています。

事業内容

●ファミレス最大手
●国内および台湾に、合計3,258店舗を有する(2019.12時点)
●主力は、『ガスト』、『バーミヤン』、『夢庵』など

業績

売上高は右肩上がりですが、経常利益は2017年から低下しています。
人件費の上昇が利益を圧迫していることが原因です。

短期決算では2020年4−6月期に赤字に転落しています。
次回の決算発表日は11月12日です。そこでも赤字となれば、12月の配当落日以降に株価が下落する可能性があると考えます。

安定性

自己資本比率:25% (2020/08/13発表)
有利子負債依存度:34%(2020年6月時点)

自己資本比率は、2018年には40%ありましたが、利益の減少にともなって減少しています。
有利子負債依存度(有利子負債÷総資産×100)は、50%を超えると危険ゾーンと言われています。

ROEとROA

ROE:7.21(2019年12月)
ROA:2.42(2019年12月)

現在、業績が悪化しているので、2019年時点の指標はあまり参考になりませんが、この時点から指標はあまり良くないことが分かります。

ROE(自己資本利益率)は12%以上で優良、20%を超えると超優良と言われています。
ROA(総資産利益率)は、5%を超えていれば優良企業だと言われています。
※業種により基準が変わってくるようです。同業種で比較検討されるのをお勧めします。

配当

2020年は配当なし。

株主優待

株主優待についてはこちらの記事をご覧ください。